GXとは

GX(グリーントランスフォーメーション)とは?

GX(Green Transformation)は、化石燃料中心の産業・社会構造を、CO₂排出の少ないクリーンエネルギー中心へと抜本的に転換し、脱炭素と経済成長を同時に実現する長期的な国家・社会の戦略のことです。

日本政府は以下の3つを同時に実現することを目標として、「GX推進法」や「GX2040ビジョン」などを進めています。

・脱炭素(CO₂削減・カーボンニュートラル)

・経済成長(成長志向の投資促進)

・エネルギー安定供給

出典:
経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/index.html

佐賀市は、バイオマス産業都市構想を進化させGX推進へ

清掃工場由来の資源を活用し、脱炭素投資を呼び込む

佐賀市は、「脱炭素」と「経済成長」が両立する社会を創出するGX(グリーン・トランスフォーメーション)の実現に向けて、「佐賀市グリーン化推進戦略」を策定しました。清掃工場の排ガスから分離回収した二酸化炭素を藻類培養や農業に活用し、産業の育成をはかる二酸化炭素分離回収利活用事業(CCU事業)を核に、佐賀市に民間事業者のGX投資を呼び込むことを目指します。

脱炭素社会を構築しつつ産業や生活を維持・発展させるGXに国や企業が着手する中、これまで取り組んできたバイオマス産業都市構想に基づくプロジェクトを時代の流れを反映した事業へ進化させようと策定しました。具体的には、佐賀市清掃工場由来の二酸化炭素や熱を資源として活用し、清掃工場周辺を脱炭素農業の拠点にする「グリーンアグリバレー計画」などを進めます。また省庁のグリーン化支援策などを活用しながら民間企業のグリーン化技術開発を支援し、企業間連携を進めて資源循環型の新しい産業を創出することを目指します。

市はGX推進に向けて2025年4月1日付で組織改編を行い、バイオマス産業推進課、施設機能向上推進室を統合し「GX推進課」を新設しました。

 

二酸化炭素分離回収事業(CCU)

  • ごみ焼却時に排出されるガスから二酸化炭素(CO)のみを回収し、藻類培養や施設園芸に利用
  • 清掃工場周辺に産業の集積と雇用の創出を図る取組の一つ
  • 清掃工場由来のCOとしては世界で初めて、国際認証(ISCC PLUS認証※)を取得。BiogenicCO(グリーンCO)として付加価値を創出

   ※持続可能な製品の国際的な認証制度の一つ。マスバランス方式を採用。

  • 環境の保全と経済の発展を両立させる持続可能な取組として、国内外が注目
  • 様々な産業のグリーン化(カーボンリサイクル等)を支援

               二酸化炭素分離回収設備